藁を掴む思いだった
前回の更新からまた時間が開いてしまいました。申し訳ないです。
新卒で入った会社があまりにも辛くて希死念慮が芽生えるようになり、自発的に精神科(メンタルクリニック)のお世話になりました。
また、この頃から精神病に関する情報を調べていたと思います。
初診
予約したか直接受診したか当時の記憶が定かではないですが、とにかく行きました。(多分予約した)
最初はカウンセリングとかするのかなぁと漠然と想像してましたが……そんなことはなかったですね。
主治医には仕事や人間関係によるストレスが辛いと話したと思います。数分間話を聞いて頂き、そこで薬を処方されて終わりました。正直もの凄くあっけなかったです。
処方された薬について
- ドグマチール
- ソラナックス
スルピリド(Sulpiride)は、ベンズアミド系の定型抗精神病薬で、日本国内では1970年代に統合失調症、うつ病および胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療薬として承認されている[1]。かつてよく用いられた薬剤である[2]。ヨーロッパでは販売されているが、北アメリカでは承認されていない。商品名はドグマチール、アビリット、ミラドールなど。
引用 - Wikipedia
アルプラゾラム(Alprazolam)は、ベンゾジアゼピン系の短期間作用型抗不安薬および筋弛緩薬の一種。半減期は約14時間。日本では商品名ソラナックス、コンスタンで知られ、後発医薬品も多数出ており、適応は、心身症における身体症状と不安・緊張・抑うつ・睡眠障害である
引用 - Wikipedia
ソラナックスは精神安定、ドグマチールはストレスによる胃痛を訴えたから処方された感じがします。
効果は?
肝心の効果ですが、たしかに薬が効いている間は胃痛は和らぎ精神的には落ち着いてたかも知れませんが、ソラナックスの眠気がかなりきつく業務に支障が出てしまうので、処方薬が悩みの解決には至りませんでした……。業務中の眠気はカフェイン摂取で乗り切りましたがやはり厳しかった記憶があります。
あの時、眠気を訴えてたら当時は規制されていなかったリタリンを処方される可能性はあったかも知れません。
カウンセリングは受けない
そのクリニックではカウンセリングも受け付けていたのですが、当時はカウンセリングを受けるという選択肢はありませんでした。
そういうのを受けるのは複数の精神薬を処方されており定期的にリスカをしてしまう等、自分以上にメンタル面で深刻な悩みを抱えている人が受けるべきだと考えていたからかも知れません。
何しろ、自分は成人するまで自殺について本気で考えることは無かったのですから……。
それに、当時の自分がカウンセリングを受けて何かが変わったとは思えない。職場でボロを出し続けて最終的にクビにされる未来が変わるとは到底想像がつかない。なので薬はともかくカウンセリングは受けなくて正解だったんでしょう。
ただ、当時は自分が発達障害だとは思いもせず主治医にも一切指摘はされなかったので、発達障害を自覚した上でクリニックに通っていたらまた違ったかも知れません。
仮に発達障害の診断が出て会社に伝えたとしてもそれを理由にクビになるのが目に見えますがね……。会社からしたら精神障害者を一般枠で雇いたくないでしょうから。
結論
当時の自分が精神科に通うという行動は救いにはならなかった。発達障害の自覚が全く無かったので適切な治療が為されず、もし発達障害と判明したらしたでクローズ就労は困難、オープンにしたら精神障害を理由にクビが濃厚。どっちみち会社勤めは長くなかったでしょう。
もし発達障害と発覚たとして、当時の自分がそれを受け入れられたかと言うと多分無理だったでしょう。そういう意味でも救われない。
とはいえ精神科を受診すること自体は悪いことではないと思っているので、精神的な悩みや生きづらさを抱えている方は自主的に受診してみても良いのではないでしょうか。
次回はいよいよ会社のクビが決定した時のことについて書いていこうと思います。
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